2025.09.23

能登被災地域視察

アクティビティ

日 時   2025.9.22 
場 所   輪島市町野町豪雨災害被災地域と町野町第二団地(仮設住宅)集会場
案内者   輪島市市会議員 一二三 秀仁(ひふみ しゅうにん)氏
      区長      向面 俊彦(むかいづら としひこ)氏
視察参加者 高尾会長、平井康幹事、平井拓ALERT委員長

 輪島市町野町は、昨年元日の能登半島地震と9月の豪雨災害の両方で甚大な被害に遭った地域です。今回視察をした場所は、幅2mほどの用水のような川が流れる地区でしたが、豪雨により上流からとてつもない濁流と土砂が流れ込み、周囲の集落を一気に巻き込んだため、家屋が破壊したり床上浸水したりして、地震の時は持ちこたえた家まで土砂が押し寄せて住めない状態になり、現在はほとんど全ての住民が仮設住宅で生活をしています。公費解体が進み、だだっ広い所に未解体の倒壊家屋が数軒だけ残っている殺伐とした光景を見ても、被災当時の悲惨な状況は想像を絶するものがありますが、被災された方のお話からは、そのご心痛や無念さが伝わって来ました。案内をして下さった一二三さんは、お寺の住職さんでもあるのですが、自らも本堂や庫裏、住居が倒壊という大被害を受けておられながらも、「神も仏もあるものか!」という言葉をたくさん聞かされたとのことでした。

 町野町第一・第二団地には、合わせて約330世帯、600人ほどの方々が不自由な暮らしを強いられながら生活しておられます。その中に住民の方々が集うための集会場があり、当クラブとしては、この度その集会場をお借りして、住民の方々に、たとえひと時でも安らいで喜んで頂けるような支援活動を企画したいと考えています。